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サムターン回し

サムターンとは、ドアの内側のほうの「たてよこに回るツマミ」のこと。ドアに穴を、
あるいはドア脇のガラス戸を破り、そこからカギ型の金具を内側に差し込みます。その
金具をサムターンに引っ掛けて回せば、カギは簡単に開いてしまいます。これは昭和58
年頃書かれた荒木飛呂彦の漫画、「魔少年ビーティー」にも載っています様に割合古典的
な手口ですが、昨今のピッキング横行に対して警視庁が注意を呼びかけ、世間が安全なカ
ギへの付け替えをはじめたころに流行りだしました。まさにドロボウとのいたちごっこで
す。


内側に金具を差し込む手順としては、前記のようにドアにドリルで穴をあける、ドア脇の
ガラス戸を破るというものがほとんど。ドアを破る際は犯行後、ドアの色と同じシールで
穴をふさぎ、犯行の発覚を遅らせることも行われています。


また、ドアについた郵便受けから金具を差し込む方法もあります。前記の「魔少年ビィー
ティー」でも、郵便受けからクリップつきアームを差し込んでカギを回していました。
この「サムターン回し」についてのホームセキュリティーとしましては、サムターン周り
にカバーをつける、というものがあります。つけるカバーは、金属製のものが望ましい。


よく、ペットボトルを切ってサムターンカバーとしている家庭も見受けられますが、これ
は大変に危険です。泥棒の中には、あけた穴からバーナーを入れ、サムターンカバーを焼
き落とす者までいる。泥棒に入られた上に火災にまであっては、損害は想像を絶するもの
です。
 

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