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ドロボウは身なりがいい

「人を見かけで判断してはいけない」
当たり前のことですが、ドロボウにも当てはまる言葉です。ドロボウの服装として、
地下足袋にほっかむり、背中には大きな唐草模様の風呂敷包み・・・こんなドロボウ
がいるはずありません。では黒っぽい服装でハンチングを被り、サングラスをかけ・
・・いかにもありそうな姿ではありますが、こんな服装でマンションの通路や高級住
宅地をウロウロしていれば、たちどころに怪しまれます。


大抵の「あやしい人間」は、怪しまれないように整った身なりをしているものです。
外回りのビジネスマンを装い、ビシッとスーツ、までは行かないものの、他人から見
て好印象を持たれる身なりをしています。


ここ2、3年ころ流行った、年寄り相手の「リフォーム詐欺」。善良な年寄りにつけ
込んで財産を騙し取る悪辣なこの商売の営業マンは、大抵髪の毛を短くしていたとい
います。理由は、「短髪のほうが年寄りに気に入られ、信用されるから。」人生経験
の長い年寄りでも、ここまで簡単に外見で判断してしまうのです。


整った身なりで街をうろついても怪しまれません。職務質問されてもいくらでも言い
逃れできます。家やマンションの部屋に忍び込もうとして怪しまれた際にはすばやく
手近の表札を見、「久しぶりに尋ねてきた、〜の知り合いですよ」などと言えばいい
のです。

内面は顔かたちはともかく、身なりなどいくらでもかえられます。
しかし、ホームセキュリティーシステムの「機械の目と耳」はごまかせません。
体温まで隠すことはできません。

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