いよいよ犯行当日!
何度も下見と張り込みを繰り返していたターゲットの家に、ついに押し入る日がや
ってまいりました。まずドロボウは、ポストと洗濯物を見ます。何日分もの新聞や郵
便、ビラがたまっていれば、何日も留守の証拠。安心して仕事ができます。この街を
郵便の配達人が回ってきたのは午後二時過ぎなのに、四時になってもポストの郵便を
取りに来る気配が無い、いい天気で洗濯物はカラカラに乾いているのに、取り込む気
配が無い、もう日が暮れたのに、布団が干したまま・・・これも留守の証拠です。
また、「日あたりがいい物干し場がある家なのに、軒下に洗濯物を干してある」これ
は、「留守中に雨に降られたら困る」という意味合い。どちらにしても人はおらず、
ドロボウは安心して仕事ができるでしょう。
ホームセキュリティーは機械の設置にとどまらず、日ごろの生活にも留意すべきです。
こんな簡単な日常の風景からも、情報が漏れてしまうのです。
では早速侵入!でもそのまえに最後のチェック。あらかじめ盗み出しておいたポスト
の郵便物から電話番号を割り出しておき、公衆電話で電話をかけるのです。留守であ
ればオンの字。電話番号がわからない場合は、窓に小石をぶつけるかチャイムを鳴ら
して反応を確認。運悪く住人が出てきたなら、新聞勧誘員のふりでもしてごまかせば
いいのです。
新聞勧誘員は「あやしい」人間が多いので、身ぎれいなドロボウと見分けがつきませ
ん。


