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自分を強くみせよう

自然界のか弱い虫は、体を「目」に似た模様で飾り、「目」を嫌う鳥から自身を守る
と申します。人間世界でも同じこと。宗教の勧誘に好まれる容貌だった私が髭を生や
したとたんに、彼らから好かれなくなりました。人間、結局は見た目です。


とにかく、見掛け倒しでもいいから自身を強く見せましょう。弱くみせてはいけません。
弱いならば、守護する者がいるように見せかけましょう。
これもホームセキュリティーのうちなのです。


 一人暮らしの女性は、「一人暮らし」を悟られないようにしましょう。電話帳に電
話番号本名でのせるなどもってのほか。たちまち「女の一人暮らし」にあらぬ妄想を
抱くヤカラからの悪戯電話が絶えなくなります。留守番電話のメッセージは、「カワ
イイ声でオリジナルのメッセージ」を入れてはいけません。その声を聞きたいがため
何度も留守番電話にかける変態がいてもおかしくはありません。無味乾燥であっても、
電話備え付けのメッセージ音声を利用しましょう。


そして日常生活は「男と一緒に住んでる」ということを世間に知らせましょう。物干
しに男の服を吊るす、玄関に男物の傘や靴をそれとなく置いて、「自分は弱くない。
男の人が守ってくれている」ということをアピールするのです。


いくら男女同権とは申せ、体力面では圧倒的に女性が不利。「女一人でがんばってい
る!」と気丈に宣言することはマスコミには好印象をもたれても、悪意を持った人間
には違った意味で好印象を持たれてしまいます。

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