ご近所さんを大切にしよう
他人のプライバシーにはかかわらないのが現代人。都会では周囲の人間と口なぞ聞か
なくとも、平気で生活できます。しかしいざと言う時、一番最初に助けになるのは、
近所の人にほかなりません。新しい街に越してきたら、隣近所にあいさつ回りに行
くのは当然のこと。以後も顔を合わせれば挨拶を交わし、旅行に出かければみやげ物
を渡すなど、良好な関係を保ってください。お互いにいい印象を持ち、相手の家族構
成を把握していれば、留守中の侵入者に気がついて通報してくれるでしょう。いざと言うときの逃げ込み場所にもなるでしょう。
もちろん、近所の人に災難が降りかかれば、あなたが助ける番です。人間こそ、最大のホームセキュリティーシステムです。
マンションやアパートなど、狭い空間で沢山の人間がひしめいて暮らすような場合
はさらに隣近所との関係を良好に保ってください。アパートなどの場合は騒音などで
どうしても隣近所のトラブルが発生しがちです。音楽活動をしていたり、友人が多か
ったり、幼児を抱えているなど、どうしても騒音が出てしまう住人はとにかく近隣の
部屋に対して気を使うべきです。近所から騒音で苦情を言われ、「あんたには関係な
い」「子供はうるさくて当たり前。子供のいないあなたにはわからないだろ」などと
タンカを切るなぞ持ってのほかです。その人と絶縁状態になるのはともかく、いざと
いう時に「関係ないと言ったのはあんただろ」などと、助けてくれるはずがありませ
ん。
反対に近所の人が災難に巻き込まれたときは、「あの部屋はうちを嫌っていた。きっ
とあいつらの差し金にちがいない!」などと有らぬ噂を立てられることもありえます。
「遠くの親戚より近くの他人」これが真実です。近くのホームセキュリティーシステ
ム、機械しか信用できない、というのは悲しいではありませんか。


